お金の勉強12

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今日はワークライフバランスについてまとめてみました。

☑記事の流れ

1.ワークライフバランスとは                                2.ワークライフバランスを充実させるメリットと現状の課題                                                                                              3.まとめ

1.ワークライフバランスとは 

ワークライフバランスとは仕事と生活の両方を個々人の希望するバランスが取れた状態のこと。つまりは仕事と生活の調和と訳されます。また、内閣府においても定義されています。                                                                                

仕事と生活の調和とは(定義)
「憲章」では、仕事と生活の調和が実現した社会は、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」
とされ、具体的には
 
(1)就労による経済的自立が可能な社会
経済的自立を必要とする者、とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる。

(2)健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな生活ができる。

(3)多様な働き方・生き方が選択できる社会
性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されており、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている。
          
           
引用:仕事と生活の調和とは(定義) – 「仕事と生活の調和」推進サイト – 内閣府男女共同参画局 (cao.go.jp

2.ワークライフバランスを充実させるメリット  

・従業員は自分の時間が確保できるため好きなことができる(資格取得、リフレッシュできる、趣味等)
・企業のイメージアップに繋がる(結果的に有能な人材確保、従業員満足度が上がる、業務効率化、)
・女性の活躍がさらに期待できる(女性の管理職が増える、女性の就業率向上等)

実際にワークライフバランスを導入している企業の取り組み例

・残業時間(所定外労働時間)の削減
・仕事と育児の両立
・年次有給休暇の取得促進
・仕事場におけるストレスケア等

現状におけるワークライフバランスの課題

・男性の育児休暇取得が困難
・労働時間の抑制
2020年度はコロナ禍ではありますが年間総実労働時間を見てみるとにおいては日本は諸外国に比べて長い傾向にあります。
国名アメリカ日本イタリアスウェーデンフランスイギリスドイツ
平均年間総実労働時間(2020年)1767時間1598時間1559時間1424時間1402時間1367時間1332時間

参考:データブック国際労働比較|労働政策研究・研修機構(JILPT)

まとめ

ワークライフバランスが実現する企業が増えれば企業や従業員にもメリットが多々あると感じました。特に自分の時間が増えることで趣味やリフレッシュできる時間が増えたり、自己啓発で資格取得できます。また、家族や友人との時間が増えると充実した毎日が送れます。                現状の課題では男性の育休休暇はまだまだ取得率(2020年度12.65%)が低く、社会に浸透するまでまだ時間が掛かりそうです。                                ワークライフバランスが充実した企業が増えれば増えるほどもっと働きやすい社会になると思いますし、内閣府が推進しているようにワークライフバランスを導入して頂けたらと心から願います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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